取り扱い商品詳細

越後守包「貞」(江戸時代中期・摂津国)初代30-6-146

(保存鑑定 黒蝋鞘赤銅機鋼金具打ち刀拵え附)

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商品仕様

特徴

長さ65.7㌢ 元幅31㍉ 元重ね6㍉ 反り1㌢
 江戸時代中葉に現在の大阪市近隣で鍛刀して居た包貞初代の遺作で、現存作も多く上手でとして知られています。彼は大和手掻派から伝播派生した文殊派の陸奥守包保(左陸奥)に学んだと云われており、大和文珠流の鍛冶門葉一人と云うことになり、その作風からは大和気質を受け継いだ点が表示されて居ますので、その点から述べてみることに致します。姿は擦り揚げで茎尻に最後の「貞」を欠いていますが、書体から初代と断定され、重ねがやや厚めで鎬幅を広く採って、更に鎬筋が高めとなっています。この点が大和気質を表示するもので、華麗な大阪新刀と汎称される鍛冶の中にあって、他の刀工と大きく相違する点で有ります。身幅は元幅と先幅に開きがあって、反りが浅めとなった中切先に結んでおり、寛文新刀と汎称される固有の姿を表示し、地鐵は小板目が精美に詰んで、微塵に地沸が付き、細かに地景が働いて居り、その肌は明るく垢抜けて居り、刃文は小沸勝ちの匂いが深い直ぐ調に、小互の目が交じり、刃沸が厚く付いて処々地にこぼれて湯走り掛かっており、その匂い口は明るく、刃文に高低の付いた雅なものでは無いですが、その穏やかさの中に彼が上手で有る事をうかがい知ることが出来ます。そして刃中は刃沸が微塵に付いて小足が入り、ささやかに砂流しが煙っており、帽子は道中の厚く刃沸が付いた直ぐ調に入り、先は大丸に掃き掛けて返っております。この帽子にも大和気質が伺え、彼の作風の持ち味を表出しています。波紋が上下に大きく振れる乱れ刃も華やかで良いですが、部屋にこもって鑑賞するには直ぐ刃が良いと、心の様々な角度から刀剣鑑賞の楽しみ方を唱える方が増えたことは何よりで55万円税込みです。

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