取り扱い商品詳細

石州住藤原清重作 寛政八年辰八月日(幕末・石見国)30-6-135

(特別保存鑑定)

黒蝋鞘赤銅金工金具打ち刀拵え附

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商品仕様

特徴

長さ61.6㌢ 元幅3㌢ 元重ね7㍉  反り2㌢ 幕末の島根県益田市の竜蔵山麓で鍛刀して居た清重の遺作で御座居ます。銘鑑には東北の白河の名工、手柄山正繁の門とあり、天保頃。としか記載が無く、生年、没年が明らかで無く紀年作も記述が無いので、本作の寛政八年(1796)は彼の活躍年代を知る上で好資料と云えます。手
柄山正繁は濤蘭刃と云う匂い口の深い大互の目を焼くことで知られ、その門下である清重の作品にその名残を見ることが出来ますので、作風を述べていくことに致します。体配は寸が短めでありますが、反りが深い中切先で結んだものとなり、地鐵は小板目が詰んで居ますが、細かな地景が良く働いて鐵色が黒味掛かって居り、随所に飛び焼きが御座居ます。刃文は小沸勝ちの匂いが深い腰の開いた互の目が連れて、大きめに腰が開いた地の中に飛び焼きがあり、手柄山正繁が最も得意な作柄に、濤蘭刃の大互の目の腰が開いた谷間の中に、綺麗な玉状の焼きを入れる作風に良く似ていて、彼がその作風を表そうとしている事が伺えます。そして道中の匂い口には、粒の大きめな沸がむらと成って付き、刃中にはその沸が互の目の中に凝って沸足となり、砂流しが掛かって居ります。帽子は厚く沸付いて直ぐに入り、先は小丸に返って長く焼き下げている点も、正繁に近似し、彼と正繁を強く結ぶ作風と成って居ります。島根鍛冶は定着する刀工が少なく、現存作も少ないですが、彼はなかなか上手で有った事が作品から伺え、当時大変に厳しい生活で有ったことは作品の数から言うまでも御座居ません。地元の愛刀家に御所蔵戴いて、帰参を願いたく存じ、58万円税込みで御案内申し上げます。

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