取り扱い商品詳細

兼信俊(室町時代末期・美濃国)30-6-134

(保存鑑定)

黒蝋鞘赤銅金工金具小さ刀拵え附

▲画像クリックで拡大表示します。

▲画像クリックで拡大表示します。

商品仕様

特徴

長さ32.9㌢ 元幅31㍉  元重ね5㍉ 反り5㍉ 戦国時代の岐阜県関市の鍛冶で、銘文は兼信俊と有りますが、兼信と兼俊の合作と思います。兼信は銘鑑に善定派とあり、兼俊は三阿弥派と掲載され、関市近郊には関七流と云われるそれぞれの流派が派生していたことが解っており、共に「兼」を通じにする事から省いてこの様な銘の切り方にしたのだと考えています。関鍛冶の合作はまま看るところであり、最も著名なのは京の堀川國廣と関の兼道の合作で、現在は指定品になって居ります。本作を通観するに末関と汎称される彼らの合作に、江戸時代の京の堀川一門に近似した風情が看られるところがあって、姿は室町時代末期~江戸時代初頭の体配が感知されますが、地鐵は板目が細かに肌立って地沸が付き、地景が働いて堀川ものに見る「ザングリ」とした風合いと成っていて、細かな白い鐵が微塵に交じり、肌面が白けかかり、越前鐵にも近似していて、刃文は小沸勝ちの湾れ調に、互の目が交じり、道中は刃沸がむら立って、刃中は刃沸がまばらに付いて砂流し掛かり、帽子は物打ち辺から直ぐと成り、三品帽子(刃先の弧の刃文の弧が平行しないでやや内側にたるんだ感の意)風と成って、先は小丸に返って長く焼き下げており、ここにも京に転住した兼道を祖とする三品派に近似したところが御座居ます。こうした作風をつぶさに捉えて参りますと、三品派に関係する鍛冶ではないかとも考えられ、末関鍛冶の作風の広さと奥行きを改めて考え直す必要があることを示しているように思います。本刀はどちらかと云えば玄人好みするものですが、鑑定刀(作風を看て、時代、流派や作者を当てる刀剣勉強法)などにも使え、38万円税込みで御案内致します。

兼信俊(室町時代末期・美濃国)30-6-134についてお問い合わせする

ページの上部へ戻る