取り扱い商品詳細

三品廣房作(幕末・伊勢国桑名)30-6-117

(保存鑑定)

青貝微塵蝋鞘合口拵え附

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商品仕様

特徴

長さ20㌢ 身幅22㍉ 重ね9㍉ 無反り 白鞘、ツナギ新調済 伊勢国桑名の三品廣房の遺作で、地元の方は既に御承知の方も多い事と存知ますが、「桑名打ち」と呼ばれております偽作の大多数を手掛けた中心的人物が彼で御座居ます。銘鑑等には、廣道嫡子、嘉永五年頃から明治二年位まで作刀し、所謂桑名打ちと呼ぶ古作写しの偽銘刀を造るという。とあり、散々な云われようですが、言うなれば彼は古作写しを手掛ける腕達者であると言えます。自身作も多く、その多くは備前気質のものが多く、丁子を主体としたもので御座居ます。さて、本作を看て参りたいと存じます。体配は身幅の割りに重ねが厚く、小板目が精美に詰んで微塵に地沸付いた幕末鍛冶特有の地鐵と体配と成り、小沸勝ち匂い深い互の目を、刃区下から焼き出して腰開き互の目を焼き、2.3つ連れて腰が開く態が断続しており、刃中に互の目足が刃先に掛けて長く煙り込んでおり、これも幕末刀工特有の見所で有り、地刃共に完存な出来の良い短刀に仕上がっております。フクラが枯れて煤どしい感が有るのは、室町時代末期の長船ものを強く意識した姿で有ることによるものと考えており、僅かに生ぶ刃も残り、ほぼ打ち卸しの状態を保っております。姿は平造り生ぶ、身幅の割りに重ねが厚く、元先の差が付いてフクラ枯れ、煤どしい体配と成り、地鐵は小板目精美に微塵に地沸付いて地景が働いて、肌面が白け心となり、刃文は小沸勝ちの匂いが深い、大小の腰開き互の目が連れて匂い口が明るくなり、帽子は直ぐに入り先は小丸に返って長く焼き下げ、刃中は匂いが煙り、互の目足が点続して刃先に長く煙り込み、ささやかに砂流し掛かっております。茎は生ぶ、先刃上がり栗尻となり、鑢目化粧掛かった大筋違い、差表目釘穴下中央に制作者の銘を切り下している。完存の状態の本作は三重県の方に御所蔵戴きたく存じ28万円税込みで御案内申し上げます。

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