取り扱い商品詳細

加州住藤原光国(江戸時代前期・加賀国)30-6-112

(特別保存鑑定 黒蝋鞘赤銅金工金具打刀拵え附)

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商品仕様

特徴

長さ69.4㌢ 身幅31㍉ 重ね7㍉ 反り1㌢
 江戸時代前期の寛永年間頃(1624~1644)に現在の石川県金沢市近郊で鍛刀して居た、陀羅尼派の光国の遺作で現存する作は極めて少なく、初めて眼にする方も多い事と存知ます。焼き刃の高低が有って明るい匂い口の作風と成っている彼の作品を解説してみます。姿は身幅が元先に開きがあって、反りが浅く付き、腰元に浅く踏ん張りが付いて、中切先延びこころに結んでおり、江戸時代中葉の体配に近い事から彼の晩年の作と感じられるもので、地鐵は小板目が精美に詰んで鎬地が柾掛かり、陀羅尼派鍛冶は美濃、大和気質の鍛錬法を継承する一門で在る事に気が付かされます。地鐵に微塵に地沸が付いて、刃縁から零れた刃沸が随所に輝いて、黒み帯びて肌面僅かに白け掛かって居ります。加賀鍛冶は通常、無地風に良く詰んで肌面白けるものが多いのですが、本作は黒味掛かって僅かに白けて居り、刃文に注目致しますと、小沸勝ちの匂いが深い間近に連れた丁字や互の目が連れて、更に刃縁や焼きの頭頂部には刃沸が厚く付いて湯走り、沸筋、二重刃風となっており、その道中は鎬地にまで焼きが達するところも見られ、特筆すべきは地刃の明暗が鮮明で冴えが有り、地刃を光に照らすと刃縁からの小沸が徐々に刃先に掛けて煙り込んでいく様子と、小足、葉が混在して砂流しが目立って働いて、賑々しい風情となった作風を表出しております。加州鍛冶はどちらかと云うとユッタリとした互の目が主体のものが多く、賑々しい丁字が連れた小沸勝ちの作風は少なく、ここに彼の持ち味や作柄を表出していると考えています。現存する作品が少ないのは陀羅尼派の棟梁等の相槌等をする協力者としての立場に有った事が想像されますが、とても上手だった事が窺え、石川県の地元の方には何処か親しみを感じるのではないでしょうか。75万円税込みで御案内申し上げます。

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